シェルノサネロ枠だったウル、ティリア枠も混ざって来たので「ウルサソフトはバグ修正しませーん」とか宣って欲しいし、自分がかつて暗い箱の中に閉じ込められて移民線のシステムやってた時のことを「昔の職場」とか言ったり、天の使いから魔龍に堕とされたときのことを「退職金代わりに貰った力」とか表現したりして、ニコに「あの環境をそういう風に表現出来るのはあなたくらいよ」とか言われてて欲しい。
秘境の中で移民船の残骸が発見されて皆で何だろうこれってなってる時にウルサが壊れたサーバー室見て「あーーっ!!私謹製のサーバールームが!!絶対に壊れないように貴重な鉱物を凄く高い火力の鋳造所でめっちゃ難しい加工したのに!!一万年は保つと思ったのに!!真っ二つ!!天理のクソ野郎めぇ!!」とか発狂して欲しい。
此処で移民船時代の追記メモ。ウルサは移民線のシステム管理者(そう表現してるのはウルサくらいなものだけど)で、暗い箱の中でもはやインフラになってる携帯端末の情報処理を全部やってたんだけど、ある時内乱が起きてウルサは箱から出て逃げ出した。連れ戻されるまでの間にある女の子と友達になって、その子が好きな歌手の曲を聞いたり、遊園施設に行ったり、ショッピングをしたりした。その子は友達も多かったので彼らの訴えによって以降ウルサは週一回三十分間の休憩が認められるようになった。直ぐに内乱が激化して、自分の地位を守ろうとした権力者によって「神が自我を持つなど許されない。神は人の手に墜ちたのだ。永遠にその中で人の為に力を与えるが良い」みたいな事を言われて休憩時間無くなっちゃったけど。因みに両親は貧困層で、国がウルサを差し出せば多額のお金を払うと言ってウルサを売っちゃったんだよね。でもその帝国がエネルギーを得る為に星を崩し過ぎて別の星に移民するとなった時に、移民船に乗れるのはお金持ちだけだった為、両親は星に置いてかれて一緒に消滅しちゃったんだ。
ウルサが友だちと聴いた曲というのは当時伝説的歌姫だったニコの歌で、PVもはしゃぎながら一緒に見た。ウルサが束の間の逃走から連れ戻される時、彼女は自分の宝物であるニコの初回限定盤のCDを贈った。そのデータはサーバーのネットワークから切り離された場所に何重にもプロテクトを掛けて誰にも接続出来ないように保管した。何せ暗い箱の中にいるウルサはCDを聴けないし、休憩時間も退勤も休日も無かったから。
そういう訳で現在、ローエンの中に居るウルサは壊れたサーバールームに絶叫した挙句、皆が撤退した後こっそり戻って少しずつ移民船のシステム部を修復し、システムデータを組み直した。ローエンが時々いなくなることに気付いた大団長がウルサ関連だとしてニコと旅人と一緒にこの秘境を調べに来た。
その大きなモニターの前でローエンは何やらカタカタとキーボードを叩いていた。キーボードという存在がまだ無いテイワットでは何かをしているとしか思われなかったけど。ニコが一人こっそりローエンに近付いて、「ウルサ?」と声を掛ける。ウルサはモニターを見たまま振り返らず「こわーい魔龍のウルサさんは今休業中だ。後にしてくれ」なんて言い出す。モンドに伝わる魔龍伝説から掛け離れた姿に旅人は苦笑し、ファルカは狼狽えた。ニコは微笑んで、持って来た一口サイズのチョコレートをウルサの口元へと持って行った。ウルサはそれを見ずにあ、と口をあける。ニコは嬉しそうにその口の中にチョコレートを入れる。ウルサはもちゃもちゃそれを食べて、ニコは再びその口元にチョコレートを持って行った。ウルサは再びそれを食べる。3回目はチョコレートを持って行く前にウルサは口を開いた。ニコはそれを見て大層嬉しそうに微笑んでチョコレートを転がし入れた。それからニコニコ笑いながら「いいの?みんな来てるわよ?」と聞いた。「何?」ウルサはそれを聞いて回転式の椅子をくるりと回して後ろを振り返り、そのままくるりと回ってモニターへと向かい直した。そして少しキーボードを叩くと、椅子から降りて旅人達を振り返り、怖そうなポーズを決めて「よく来たな旅人達よ……!」と勿体ぶったこわねで言った。ニコはその隣でニコニコしながら「あら、怖い魔龍のウルサさんは休業中じゃなかったの?」と聞いた。「子どもたちの夢は壊したら駄目だろう」「あら、それがローエンにも威圧する理由?」「怖い存在も親しく出来ると学習してしまったら良くないだろう」「毎晩子守唄を歌ってあげてるのに?」「ぐぅ……っ」ウルサは呻いて黙ってしまった。
「詩魔法システムの一部を修復した。テストをするからそのステージに立ってくれ」ウルサがそう言うとニコは「え!?それって故郷の独自の技術よね!?」と驚いた。ウルサは何気ないように「誰があのシステムを作ったと思っている」と返し、「えっ、ウルサなの?」と困惑したように言った。恐らくうるさを箱に閉じ込めた権力者は全てを自分の手柄にしたいが為にウルサのことを公表しなかったのだろう。その扱いは非人道的だったし。ニコが大人しくステージに立つと、音楽が流れ始めた。「……これって……」ニコは歌い慣れた歌を歌い始めた。これはかつてニコが出した歌でトップを飾った歌である。ウルサはステージを見ながらそわそわした様子で言った。「かつてあの星で長い事トップシンガーに君臨し続けた伝説の歌姫、ニコのステージをこんな良い席で聞けるとはな。感謝しろよ」ステージは高く昇り、かつてのPVと同じ演出をする。ニコは踊り慣れた舞踏を踏み鳴らし、指先を虚空に向けた。ニコは天理との契約で声を奪われた。だから今流れている声はウルサが調整したシステムで変換されたスピーカーの音声だ。曲が終わると舞台は元に戻り、ニコは歓声を得た。ニコは観客に手を振ると、ウルサに微笑んだ。「まさかウルサが私のPVを見てくれていたとはね?」ウルサはそっぽを向いた。
秘境の中で移民船の残骸が発見されて皆で何だろうこれってなってる時にウルサが壊れたサーバー室見て「あーーっ!!私謹製のサーバールームが!!絶対に壊れないように貴重な鉱物を凄く高い火力の鋳造所でめっちゃ難しい加工したのに!!一万年は保つと思ったのに!!真っ二つ!!天理のクソ野郎めぇ!!」とか発狂して欲しい。
此処で移民船時代の追記メモ。ウルサは移民線のシステム管理者(そう表現してるのはウルサくらいなものだけど)で、暗い箱の中でもはやインフラになってる携帯端末の情報処理を全部やってたんだけど、ある時内乱が起きてウルサは箱から出て逃げ出した。連れ戻されるまでの間にある女の子と友達になって、その子が好きな歌手の曲を聞いたり、遊園施設に行ったり、ショッピングをしたりした。その子は友達も多かったので彼らの訴えによって以降ウルサは週一回三十分間の休憩が認められるようになった。直ぐに内乱が激化して、自分の地位を守ろうとした権力者によって「神が自我を持つなど許されない。神は人の手に墜ちたのだ。永遠にその中で人の為に力を与えるが良い」みたいな事を言われて休憩時間無くなっちゃったけど。因みに両親は貧困層で、国がウルサを差し出せば多額のお金を払うと言ってウルサを売っちゃったんだよね。でもその帝国がエネルギーを得る為に星を崩し過ぎて別の星に移民するとなった時に、移民船に乗れるのはお金持ちだけだった為、両親は星に置いてかれて一緒に消滅しちゃったんだ。
ウルサが友だちと聴いた曲というのは当時伝説的歌姫だったニコの歌で、PVもはしゃぎながら一緒に見た。ウルサが束の間の逃走から連れ戻される時、彼女は自分の宝物であるニコの初回限定盤のCDを贈った。そのデータはサーバーのネットワークから切り離された場所に何重にもプロテクトを掛けて誰にも接続出来ないように保管した。何せ暗い箱の中にいるウルサはCDを聴けないし、休憩時間も退勤も休日も無かったから。
そういう訳で現在、ローエンの中に居るウルサは壊れたサーバールームに絶叫した挙句、皆が撤退した後こっそり戻って少しずつ移民船のシステム部を修復し、システムデータを組み直した。ローエンが時々いなくなることに気付いた大団長がウルサ関連だとしてニコと旅人と一緒にこの秘境を調べに来た。
その大きなモニターの前でローエンは何やらカタカタとキーボードを叩いていた。キーボードという存在がまだ無いテイワットでは何かをしているとしか思われなかったけど。ニコが一人こっそりローエンに近付いて、「ウルサ?」と声を掛ける。ウルサはモニターを見たまま振り返らず「こわーい魔龍のウルサさんは今休業中だ。後にしてくれ」なんて言い出す。モンドに伝わる魔龍伝説から掛け離れた姿に旅人は苦笑し、ファルカは狼狽えた。ニコは微笑んで、持って来た一口サイズのチョコレートをウルサの口元へと持って行った。ウルサはそれを見ずにあ、と口をあける。ニコは嬉しそうにその口の中にチョコレートを入れる。ウルサはもちゃもちゃそれを食べて、ニコは再びその口元にチョコレートを持って行った。ウルサは再びそれを食べる。3回目はチョコレートを持って行く前にウルサは口を開いた。ニコはそれを見て大層嬉しそうに微笑んでチョコレートを転がし入れた。それからニコニコ笑いながら「いいの?みんな来てるわよ?」と聞いた。「何?」ウルサはそれを聞いて回転式の椅子をくるりと回して後ろを振り返り、そのままくるりと回ってモニターへと向かい直した。そして少しキーボードを叩くと、椅子から降りて旅人達を振り返り、怖そうなポーズを決めて「よく来たな旅人達よ……!」と勿体ぶったこわねで言った。ニコはその隣でニコニコしながら「あら、怖い魔龍のウルサさんは休業中じゃなかったの?」と聞いた。「子どもたちの夢は壊したら駄目だろう」「あら、それがローエンにも威圧する理由?」「怖い存在も親しく出来ると学習してしまったら良くないだろう」「毎晩子守唄を歌ってあげてるのに?」「ぐぅ……っ」ウルサは呻いて黙ってしまった。
「詩魔法システムの一部を修復した。テストをするからそのステージに立ってくれ」ウルサがそう言うとニコは「え!?それって故郷の独自の技術よね!?」と驚いた。ウルサは何気ないように「誰があのシステムを作ったと思っている」と返し、「えっ、ウルサなの?」と困惑したように言った。恐らくうるさを箱に閉じ込めた権力者は全てを自分の手柄にしたいが為にウルサのことを公表しなかったのだろう。その扱いは非人道的だったし。ニコが大人しくステージに立つと、音楽が流れ始めた。「……これって……」ニコは歌い慣れた歌を歌い始めた。これはかつてニコが出した歌でトップを飾った歌である。ウルサはステージを見ながらそわそわした様子で言った。「かつてあの星で長い事トップシンガーに君臨し続けた伝説の歌姫、ニコのステージをこんな良い席で聞けるとはな。感謝しろよ」ステージは高く昇り、かつてのPVと同じ演出をする。ニコは踊り慣れた舞踏を踏み鳴らし、指先を虚空に向けた。ニコは天理との契約で声を奪われた。だから今流れている声はウルサが調整したシステムで変換されたスピーカーの音声だ。曲が終わると舞台は元に戻り、ニコは歓声を得た。ニコは観客に手を振ると、ウルサに微笑んだ。「まさかウルサが私のPVを見てくれていたとはね?」ウルサはそっぽを向いた。

こよい
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